九州大学生活協同組合
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組合員及び利用者各位

食堂価格改定検討の開始のお知らせ


 日頃、生協の利用ありがとうございます。
 さて、当生協は、毎年実施している学生生活実態調査や日頃の利用状況の分析の上、2008年から2009年に大学構内で営業する他の大学生協や各事業者の食堂が値上げを実施したときには、食材の変更などで値上げを回避しました。消費増税時にも、価格転嫁を概ね半分とし、経営努力で実質値下げを行ってきました。企業の経営は税抜きのため、税込みの提供価格が同じ場合は、消費増税の場合値下げとなります。当時は米の分量を少し減らすことで、基本的な価格の据え置きを行っています。これらの施策は、利用増加による一食当たりの廃棄ロスの減少や効率の改善に加え、米価やエネルギーコスト単価の相対的な下落などもあり、実現できました。販売系を含めた生協の利用人(回)数は2008年当時は、年間で250万人(回)でしたが、2016年度は320万人(回)を超えています。今年度もクォーター制への移行でセンター地区はやや苦戦していますが、生協全体では10月までで2万人(回)の利用増となっています。
 しかし、最低賃金の大幅な上昇や円安による食材・エネルギーの上昇圧力は強く、食堂価格の値上げを検討せざるを得なくなってきました。
 現在実施中の今年度の学生生活実態調査の結果や、食材等の価格動向を踏まえ、検討を行っていきます。改定を行う場合は平成30年の4月を想定しています。
 ご理解のほどをお願い申し上げます。今後、調査結果の分析と皆様の意見を聞きながら決定を行います。また価格改定を行う場合は、事前に周知期間を十分設けることとします。

以上


平成29年11月13日
九州大学生活協同組合